
福岡PayPayドームであった「サザンオールスターズ LIVE TOUR 2025」に行く。「葡萄」いらい10年ぶりのサザンLIVEは、新曲からお馴染みのヒットソングまで、たっぷり2時間半。バンドとともに年を重ねてきたファンに合わせてか、青春の日々を思い出すノスタルジックな選曲で楽しませてもらった。

桑田の好きな昭和歌謡風の曲調。よき時代を思い浮かべる。個人的に一番グッときたのは「桜、ひらり」。「懐かしい友 愛する人は去き 羽ばたくように 時間は流れた」。弔う気持ちはありつつ前向きに持っていく気持ちを「柳暗花明」(曲折や困難を乗り越えて一転して好転すること)という言葉に託した。

またいつライブに行けるか分からないので、一度くらい記念グッズを買うかと、開場2時間前に会場に行ったが、皆同じ考えなのかドームを半周するほどの行列が。ライブのクライマックスは、「LOVE AFFAIR〜秘密のデート」「マチルダBABY」「ミス・ブランニュー・デイ」「マンピーのG☆スポット」と怒涛のラインナップ。ダンスチームが踊りまくり、ミラーボールが回り炎が盛り上げる。ピンクのマフラータオルを首に巻き、アンコールのシンドバッドまでノリノリで弾けた。

(福岡公演セットリスト)
逢いたさ見たさ 病める My Mind
ジャンヌ・ダルクによろしく
せつない胸に風が吹いてた
愛する女性とのすれ違い
海
ラチエン通りのシスター
神の島遥か国
愛の言霊 ~Spiritual Message~
桜、ひらり
神様からの贈り物
史上最恐のモンスター
風のタイムマシーンに乗って
暮れゆく街のふたり
別れ話は最後に
Imagine(日本語で博多に合わせた歌詞)
ニッポンのヒール
悲しみはブギの彼方に
ミツコとカンジ
夢の宇宙旅行
ごめんね母さん
恋のブギウギナイト
LOVE AFFAIR〜秘密のデート
マチルダBABY
ミス・ブランニュー・デイ
マンピーのG☆スポット
(アンコール)
Relay〜杜の詩
希望の轍
勝手にシンドバッド