2026年03月09日

スポーツを見る権利

侍ジャパンが準々決勝進出を決め、盛り上がるWBC。独占放送しているネットフリックスに新規契約した人が4・9%で、「試合は見たいが契約しない」は36・4%だったとの記事が出ていた。新規契約がどれほどの数なのか不明だが、野球ファンの一部をネトフリが取り込んだのは間違いない。

それでも多くの人が有料配信への抵抗感があるのは確か。英国では国民がメジャーなスポーツを見る権利「ユニバーサルアクセス権」があるという。国民の関心が高いスポーツイベントや国民的行事を誰もが無料で、しかも地上波で視聴できる権利。主に欧州で広がり、有料放送による独占を規制し、情報アクセスを保障する概念で法制度化されている。

世界人権宣言「情報への自由なアクセス」が根拠で、1990年代にスポーツの放映権が高騰したのを契機に法制化された。日本ではそうした議論になる前に、米国の配信ビジネスが黒船のように押し寄せてきた。スポーツ実況の未来は果たしてどうなるのか。ユニバーサルアクセス権の議論が国内でも盛り上がってほしい。
posted by あぶりん at 17:50| Comment(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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