それでも多くの人が有料配信への抵抗感があるのは確か。英国では国民がメジャーなスポーツを見る権利「ユニバーサルアクセス権」があるという。国民の関心が高いスポーツイベントや国民的行事を誰もが無料で、しかも地上波で視聴できる権利。主に欧州で広がり、有料放送による独占を規制し、情報アクセスを保障する概念で法制度化されている。
世界人権宣言「情報への自由なアクセス」が根拠で、1990年代にスポーツの放映権が高騰したのを契機に法制化された。日本ではそうした議論になる前に、米国の配信ビジネスが黒船のように押し寄せてきた。スポーツ実況の未来は果たしてどうなるのか。ユニバーサルアクセス権の議論が国内でも盛り上がってほしい。
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