2025年03月12日

極私的映画論

映画監督の森達也さんの「極私的映画論」(論創社)を読む。ニューズウィーク日本版の連載コラムをまとめたもので、名作から最近までの邦画を中心に率直な思いを歯切れよく綴っている。ホントに映画が好きという気持ちがストレートに伝わってきた。

帯に映画批評100本勝負と謳いながら90本しか掲載されてないのはご愛嬌か。昔の映画は見た作品がいくつかあったが、最近の作品、特にロードショーに乗らないドキュメンタリー系はなかなか見る機会がなく、初めて知る作品が多かった。一度(もう一度)見たいと思ったのは、以下の作品。

・人間蒸発(今村昌平、1967)
・ラブ&ポップ(庵野秀明、1998)
・さよならテレビ(土方宏史、2019)
・嵐電(鈴木卓爾、2019)
・パッチギ!(井筒和幸、2005)
・天国と地獄(黒澤明、1963)
・テレビで会えない芸人(四元良隆、牧祐樹、2022)
・Blue Island 憂鬱之島(チャン・ジーウン、2022)
・来る(中島哲也、2018)

極私的映画論 論創ノンフィクション - 森達也
極私的映画論 論創ノンフィクション - 森達也
posted by あぶりん at 14:34| Comment(0) | 読書日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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