「理屈をこねるよりも、与えられた状況の中でやっていく方が好き」だから、仕事なので頑張る、まな板の鯉でいる方がいいという。なんか潔いよね。印象に残っているドラマ「悪魔のようなあいつ」、映画「太陽を盗んだ男」。
彼は空虚を超えていく情熱を信じていた。しらけてるだけじゃなく、それを一生懸命生きて超えていこうというメッセージこそが彼を輝かせていた。
なるほどと思った。
再婚相手の田中裕子。彼女の生き方に感化されている。
相手の価値観を内面化し、刺激しあって視野や世界を広げていくのは、結婚や恋愛や友情、他者との関係において「理想型」である。
そうだよね。我が身を振り返り、そうありたいと思った。

ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒 (文春e-book)
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