
劇団第七病棟が初演した芝居。精神病院の患者と医師の愛憎劇に、患者の頭の中の妄想が絡み合う。奇妙な性癖や症状の登場人物。正常と異常の境目がぼやけ、夢と現実が混ざり合う。そもそも正常とは何か。異常な状態こそ正常ではないのか。そんな問いかけにも見える。

午後6時開演。日中から薄暮、そして闇へ。震災の流木のような足場の悪い舞台装置と、自然の樹林が作り出す背景。叫びとともに闇に消える女は悲しく、砂の上を這いずる女からは執拗な愛情を感じた。

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