川崎市市民ミュージアムで開催中の「MJ's FES SINCE1958」を見にいった。「マイブーム」の全貌がまさに一堂に。世間の違和感を敏感に察知し、過剰に集め、だれに頼まれたのでもなく、徹底してやってしまう。本人は否定するが、アーティスト魂のようなものを感じた。
子どものころから収集癖、展示されたものは小学生のころからのコレクションであり、まんがなどの作品であり、スクラップである。怪獣のコレクション、栗田ひろみのブロマイド、京都の仏像写真など、マイブームの変遷が分かる。通常の人は、たぶん恥ずかしくって、公に展示できないだろうな、というものまで公開するところが、やはりアートなのかも。山田五郎と展示について語る館内ビデオは、面白すぎ。
ミュージアムは、武蔵小杉駅からバスで10分程度。帰りは駅まで歩いたが、公園近くの住宅街と駅前の高層マンションの対比に驚き。最近人気の街らしいが、自分的にはどうかな、と感じた。