2025年06月20日

天神開拓史2025最新版

ギンギラ太陽sの公演「天神開拓史2025最新版」を西鉄ホールでみる。公演当日の6月19日は福岡大空襲から80年にあたる。同じ日に同じ場所で戦火をくぐり抜けた天神の街と人々の思いをかぶり物キャラたちが演じた。天神ラブが溢れる舞台だった。

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地元・福岡の人にしか分からない物語を舞台にし続ける、唯一無二の劇団。天神ビッグバンの核となるワンビル(ワン・フクオカ・ビルディング)が4月オープンしたのを機に、あらためて天神発展のルーツを探る。主人公のソラリアデビルがまだ狐や狸が徘徊する野原だった天神にワープする。開業したばかりでガラガラの路面電車、天神ビルの場所にあった時計台、喫茶ブラジレイロら福博を彩ってきたものたちを11人の劇団員が96のかぶり物キャラに扮して舞台で躍動した。

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我が物顔の西鉄バスに消えた百貨店の玉屋、松屋。ターミナルビル岩田屋の悲運など、結構きわどい内容を笑いに包んで届けてくれた。主宰の大塚ムネトさんはワンビルのテープカットにかぶり物キャラで列席するなど、今や福岡・天神の顔になった感がある。「夢と希望」と書いた缶バッチを記念にいただいた。
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2025年06月19日

日田杉のお風呂椅子

大人の工作というほどではないかもしれないが、日田杉のお風呂椅子を組み立てる。大分県日田市の林業を応援するグループ「ヤブクグリ」生活道具研究室のキットで、良質の杉材をシンプルに組み合わせた作り。木の風呂椅子が欲しいと探していたら、ほぼ日で見つけた。

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座板と2本の脚をドミノチップ(6個)で繋ぐ構造。座板にチップをハンマーで打ち込み、それに脚を差し込む。仕上げにサンドペーパーで角を取り仕上げて、あっという間に出来上がった。簡単な作業だけど、昔から日曜大工は敬遠していたので、無事に形どおりできて、何か達成感があった(笑)。

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ヤブクグリは、かつて三隈川を下った川筏を再現したり、丸太に見立てたゴボウをミニノコギリ(木製)で切りながら食べる「日田きこりめし」弁当を開発したり、日田杉のPRと地域おこしに取り組んでいる。生活道具は、椅子のほかにも風呂のフタが出ている。硬いのに軽くて肌触りがよい日田の杉材。さっそく今夜の風呂から使ってみよう。

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2025年06月18日

コレクションの在りかー現在地をみつめて

長崎県美術館の開館20周年を記念した「コレクションの在りかー現在地をみつめて」をみた。スペイン美術を収集方針にした美術館は珍しく、長崎ゆかりの作品とあわせて20年の歩みを振り返っている。

約8900点の収蔵品の中から122点を展示。15〜16世紀スペインの宗教絵画が目を引いたが、どちらかというと地味。スペイン出身のピカソの「鳩のある静物」の方が馴染みがあった。

長崎ゆかりの作家として、椿貞雄や同市出身の池野清の作品があったが、二人とも初めて名前を聞く画家。被爆地・長崎を思い起こさせる不気味な絵画(画家の名は失念)があって、心に残った。ミュージアムショップでは、気に入った作品の絵葉書を1枚買うようにしているが、今回は思い当たらず。せっかくなので、長崎で有名な尾曲がりネコ(幸運を引っ掛けるという)のキャラクターグッズ(ハンドタオル)をお土産にする。

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posted by あぶりん at 18:59| Comment(0) | アート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月17日

ゴーヤ間引き

梅雨入りして、ずっと雨模様。出掛けごとが多かったこともあり、プランターに目をやる機会も少なかった。それでも植物はスクスクと育つ。シカクマメが一番にヒョロヒョロと芽を出し、続いてゴーヤとササゲが芽を出した。

ゴーヤは3粒のタネを蒔いたが、出てきたのは2つ。去年残って冷蔵庫に保管していたタネはダメだったのか?シカクマメとササゲはちゃんと去年のタネから芽を出したのに。

シカクマメとササゲは1カ所に2本残して間引き。その後、腐葉土で覆った。ゴーヤは本葉が2〜3枚になったら1株残してハサミで間引く。昨年は猛暑の影響か、あまり実をつけなかったので、今年こそは。今日は梅雨の中休みで久々の青空。気温は今年初めて30度を記録した。

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posted by あぶりん at 18:52| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月16日

面会時間拡大

母が入居するケアハウスの面会時間が午後いっぱいに拡大した。2020年春のコロナ非常事態宣言いらい時間と人数制限が続いていたが、6月からついに制限が大幅緩和された。

当初は園庭と室内のガラス越しの面会でインターホンで会話する状態。続いて室内のガラス越し面会となった。コロナの大きな山が過ぎると、週1回15分の面会となり、その後30分に時間延長された。コロナ制限の3年が過ぎて、毎日午後3時半から4時までの面会受付で最大30分(2人まで)に緩和された。コロナは下火になったものの昨冬はインフルエンザが猛威をふるい、結核感染も広がる騒ぎがあった。

ただ4年にわたって病院以外に外出も許されない生活は入居者にもストレスが溜まる。家族の強い要望もあり、ついに面会は毎日午後1〜5時ならいつでもOKになった(1時間以内で人数制限なし、マスク着用)。コロナ前は休みごとにクルマに乗せて、景色の良い所へ昼ごはんを食べに連れて行ったりしていた。そういった日常はもう戻らないのかなあ。
posted by あぶりん at 22:20| Comment(0) | 雑感 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする